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一言で言えば、長身痩躯。
余分な脂肪は一切見受けられず、首元から臀部まで非常に引き締まった印象を受ける。
常に笑顔を絶やさないその人を甘やかす面と、
細身だが柔らかなフェイスライン。
いい男だと――思う。

そして、そんな彼の股間の一物は、猛々しいほどに天に向かって反り返っており、
僕に決定的な敗北感を抱かせる。

「ゾンリさんの…おっきいね」
「ハッハッハ。通常形態の大きさを測るなんて無意味さ。男としての価値は、ここが本気を出した時の長さ…そうだろう?」

チョット待て。
それでまだ本気を出していないというのか。
僕は自分の一物がキャストオフした時の長さを思い起こし、
眼前のゾンリさんの名刀と比較するが…
どう贔屓目にみても、僕の本気を余裕で上回っている。

がっくりしたので、僕はとりあえずその辺にあった
アウさんの脂肪胸をもみしだくことにしたが、すぐさま
アウさんパンチが飛んできて事なきを得た。


しばらくして、お腹がすいたので御飯を食べようとホテルの外に出る。
ファミレスで、しばしの歓談。
ブログでは言えない裏の話をいろいろと交える。
要するに僕の私の黒歴史暴露トークが展開されたわけです。

その後、ぐったりしたアウさんを僕が背負ってホテルに戻る。
ちなみにアウさんは振動で余計にぐったりした。



ぞろぞろと部屋に戻ると、ゾンリさんは自分の縄張りを椅子にと決めたのか、どっしりと腰をおろし、肘掛を支店に頬杖をついた。
その後、ゾンリさん秘蔵の漫画やらイラスト集やらが公開され、
それを賞味させていただく。
ゾンリさんが自分の源流はギャグだって仰られてたのをようやく納得するに至る。

しばらく歓談していると、アウさんは老化が進行し、いつの間にか眠っていた。
額に肉の字を書くチャンスを伺いっていたが、そのたびに眼を覚まし、
猫のようにシャーッと威嚇するアウさん。

しばらくすると鉄っちゃんも就寝し、
自然とゾンリさんと一対一の形となる。

この後、明朝5時まで、僕達はひとにはいえない話をした。
 
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