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そこは、白亜を基調とした落ち着いた部屋だった。
部屋の一角に、エサ入れの容器、猫用のトイレ、さらには扉の下方に小さな穴――おそらく、
猫通過用の穴が空いていることから、
この部屋は、決してアウさんではなく、猫のための部屋であることが察せられる。

事実、戸棚の上やクローゼットの中、部屋の隅のあちこちに、
猫が陣取っていた。まるでこの部屋の所有権を主張するかのように堂々と。

アウさんは棚の上の一匹に近づくと、勢い良くなでまわし、甘やかす。
どうやら、アウさんは本当に、猫をかわいがっているようだった。


コゲさんは、とりあえず布団をしいてもらい横になった。
あまりにも色んなことがありすぎて、疲れていたのだ。
寝ている間、布団の上をマロチが通過したり、中にもぐってきたりした。
なるほど、こういう仕草に、人間は可愛さを覚えるのかもしれない。

旧世紀の頃から、猫は人の友だったという。
中国に伝わる猫と虎と豹の逸話――豹と虎は野生の獣を飼って暮らしていけるが、猫は人のためにネズミをとるぐらいしか能がない、というオチのお話――にも見られるように、猫という動物は、人に愛されるという状態そのものが生態なのだろう。
それ故に、”人間が愛しさを覚えるような動物”として進化してきた…その結果がこの仕草なのだと、僕は思う。



それはさておき、僕がマロチと戯れている間、
アウさんには制作をお願いした。
そこは流石アウさん、見事なお手並み。
みるみるデータが詰まっていく。
おかげさまで10月中の完成にも目処がたちました。

それに、やはり目の前で作ってもらったり、作った作品の感想をその場で言ってもらえるのは、
格別だよなぁと思うのである。


他にもその夜には色んなことがあったのだけれども、
ここでは割愛。
アウさんの部屋には内緒が多いのだよ。
 
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